7月25〜29日の収支

7月が終わりました。この7月の成績は+633.5pipsとなりました。まずまずの良い成績ですよね。

内容を振り返ってみると、わずか2〜3回の大勝ちがトータルでの成績に貢献しています。ちなみに実践明細を見ると、16回ポジションを持ち、2回の大勝ちだけで700pips以上を稼いでいます。ということは、残りの14回のポジションのトータルはマイナスであり、消化試合みたいなものですね。たまに来る大勝ちがトータルでの収支に貢献することは、これまでに何度も言ってきたことです。 今月は、そのことを顕著に表している一ヵ月だと言えます。

ちなみに4月以降の成績は以下の通りです。

【実践データ】

4月 +209.47pips
5月 +109.72pips
6月 +306.16pips
7月 +633.50pips

勝率:32勝34敗
勝ちポジションの平均成績:+82.7pips
負けポジションの平均成績:−40.8pips

このデータ結果から何が言えるかというと、「個々のトレードの勝敗には、何の意味もない」ということです。大部分を占める多くの負け組トレーダー達は、「勝ちトレードを積み重ねることによって稼ぐことが出来る」と信じ、その方法ばかりを模索します。しかし、実はそれが大きな誤解であることに気付いていません。真のトレーダーが持つポジションの、実に約半分は負けているのが現実です。つまり、彼らはトレードで勝ち越す技術を身に付けているわけではないということです。

個々のトレード結果に全く興味が無いとまでは言いませんが、トレーダーにとっては1年を終えた時に「今年はどうだったか」が全てです。

また、Best FX School手法では、「負けポジションの平均成績」は、大体−30pips〜−40pipsくらいに収まります。逆指値を70pipsで設定していれば、この数字はそうブレるものではありません。

これが、「負けをコントロールする」ということです。

そしてこの数字がそう変わらない以上、トータルで勝つために必要な要素は、「勝率」と「勝ちポジションの平均成績」ということになります。

しかし、「勝率」に関しては上で書いた通り5割が限界であるし、そもそもポジションを持つ時は例外無く勝つことを期待しているのですから、ここは工夫の余地がほとんどありません。せいぜい「確信を持ったポジション取り」を心がけるくらいでしょう。

だから結局、「勝ちポジションの平均成績」が、いかに大事かという話になってきます。

「良い流れ(大勝ち)はいずれ必ず来るもの、しかし滅多に来ないもの。そして来たらその流れを止めないこと。」

ちょっと利が乗ればガマン出来ずにすぐ利食いしてしまう人は、いつまでたっても勝ち組にはなれません。それは、データ結果が証明してくれているのです。

日付 ポジション
12時
ポジション
24時
7月25日
(月)
スルー ユーロ/円 
7月26日
(火)
ユーロ/円
ユーロ/ドル
7月27日
(水)
スルー スルー
7月28日
(木)
ドル/円
ポンド/円
7月29日
(金)
スルー
週間成績(pips) トータル収支(pips)
145.93pips 1321.68pips

※当収支は、到達度4での運用データ(ユーロ/円,ドル/円,ポンド/円,ユーロ/ドル混在)となります。