6月の収支

6月23日に、英国でのEU離脱が確定した影響から円高に大きく振れたせいで、6月の最終週はなんとも読みにくい相場となりました。そのため、ポジションを持つ機会がほとんど無かったわけですが、それ以外にもスプレッドの幅が不安定だったりしたことも、行動を消極的にさせる要因の一つでした。

各業者のスプレッドの動向ですが、数社を観察しましたが、かなり差が表れていました。

週明けの6月27日の昼ごろで、ポンド/円でのスプレッドは以下のような感じでした。

SBI FXトレード・・・1.19pipsで固定
DMMFX・・・1.1pipsで固定
GMOクリック証券・・・7〜8pips辺りをウロウロ
ヒロセ通商・・・4〜8pips辺りをウロウロ

そして6月29日になっても、ヒロセ通商はポンドがらみの通貨だけ5pips前後開きっぱなし。GMOクリック証券は基本的に1.1pipsで固定していましたが、 たまにポンド/円だけ7〜9pips程度開くことがあり、油断出来ない状況でした。

一方、SBI FXトレードとDMMFXは、微動だにしていませんでした。

まあ、いずれにしてもこういう大きなイベントの後というのは、スプレッドは不安定だし、チャートもいつもと違う動き方をしたりするので、一旦間をあけて落ち着いてから仕切り直すというのも一つの作戦でしょう。「ポジションを持たないと利益が出ない」という強迫観念を持つのではなく、それくらいの距離感でFXに接した方が健全だし、結果も付いてくるものです。

さて、そしてこの6月の成績は「選ぶ方法」が+306.16pipsとなりました。この6月の、週ごとの実践結果を振り返ってみると、

  • 第1週・・・プラス
  • 第2週・・・マイナス
  • 第3週・・・プラス
  • 第4週・・・マイナス
  • 第5週・・・±0

やはり交互に“勝ち”と“負け”を繰り返していました。もし収支表を付けていなければ、この6月のトータル成績が、一体勝っているのか負けているのか、わからなかっただろうと思います。しかしながら、これくらいの距離感がいいのです。勝ったり負けたりを繰り返し、一ヶ月が終わってみればこれだけ勝っていたとか、一年間を終えた結果、今年はどうだったかで判断するのが投資というものなのです。

日付 ポジション
12時
ポジション
24時
5月30日
(月)
ポンド/円 
スルー
5月31日
(火)
ポンド/円 
スルー
6月1日
(水)
ユーロ/ドル
スルー
6月2日
(木)
ポンド/円
ポンド/円
6月3日
(金)
ポンド/円
週間成績(pips) トータル収支(pips)
91.16pips 541.64pips
日付 ポジション
12時
ポジション
24時
6月6日
(月)
スルー ユーロ/ドル
6月7日
(火)
ユーロ/円
スルー
6月8日
(水)
ドル/円
ドル/円
6月9日
(木)
ポンド/円
ユーロ/円
6月10日
(金)
スルー
週間成績(pips) トータル収支(pips)
-55.54pips 486.1pips
日付 ポジション
12時
ポジション
24時
6月13日
(月)
ポンド/円
スルー
6月14日
(火)
ポンド/円
ユーロ/円
6月15日
(水)
スルー スルー
6月16日
(木)
ポンド/円
スルー
6月17日
(金)
スルー
週間成績(pips) トータル収支(pips)
230.35pips 716.45pips
日付 ポジション
12時
ポジション
24時
6月20日
(月)
スルー ドル/円
6月21日
(火)
ユーロ/ドル
スルー
6月22日
(水)
スルー スルー
6月23日
(木)
スルー スルー
6月24日
(金)
スルー
週間成績(pips) トータル収支(pips)
-28.27pips 688.18pips
日付 ポジション
12時
ポジション
24時
6月27日
(月)
スルー スルー
6月28日
(火)
スルー スルー
6月29日
(水)
スルー スルー
6月30日
(木)
スルー スルー
7月1日
(金)
スルー
週間成績(pips) トータル収支(pips)
0 688.18pops

※当収支は、到達度4での運用データ(ユーロ/円,ドル/円,ポンド/円,ユーロ/ドル混在)となります。